【Vol.374】まぐまぐ、メルマガ配信遅延の問題点
以前「顧客の囲い込み」について「この言葉が嫌いです」とこのメルマガで書きました。
バックナンバー
あなたは本当の意味で
顧客を囲い込めると思っていますでしょうか。
言葉の響きだけにとどまらず何かを囲い込むという概念は
どうしても自分だけのものにする、しておきたいといった
自己中心的な意識になってしまいます。
それと同時に、
「あなたを囲い込むためにこんなことをしてあげている」
といった意識するしないにかかわらず上から目線的な感情を持ってしまいます。
ですから、この言葉を使うことは顧客に対して
すごく失礼なのではないと昔から思っています。
では「囲い込む」に代わる言葉はなんだ!といわれると思います。
私の答えは「ファンになってもらう」です。
アイドルのファンや、ベンツのファン、エルメスのファンなど
その商品や人、企業のファンになるということは、
ずっと使い続けてくれるということになりますので
こちらから囲い込まなくても、相手から求めてくれるようになります。
そしてこうした顧客は企業にとって最も価値のある
上位20%の顧客になっているはずです。
パレートの法則が当てはまるわけです。
ですからテクニックを駆使して囲い込んだとしても
顧客の満足はきっと得られないので離脱につながりやすいです。
一方で顧客の内なる声に耳を傾け、求めているものを
先回りして+1%でもその期待を上回ることができたら
顧客があなたのファンになるのは時間の問題です。
ファンになれば、いずれ離脱するとしても、テクニックで囲い込んだ顧客よりも
何倍も長く上位顧客として定着してもらえるはずです。
社員やお店のスタッフにそんなファンが一人当たり
10人いたとしたら、どんなことが起きるでしょうか。
きっと売り上げの安定とともに、もっと顧客が増えていき
成長するのではないでしょうか。
「顧客のファン化」
このテーマで今の仕事を考えてみると、新しいアイデアや工夫、
そしてすばらしい顧客対応ができるのではないでしょうか。
☆利用しやすい当社の2種類の相談サービス☆
・フォロー付の「マンスリーコンサル」今なら¥5400-
・頭の整理に最適な「スポットコンサル」今なら¥3500-
☆ご案内はこちら⇒ http://matsumoto-biz.com/msg/2servicemenu
メルマガ登録はこちらから
【Vol.373】「囲い込む」より「ファン」にしよう関連ページ
- 【Vol.380】メルマガを営業訪問のネタに使う方法
- 【Vol.379】 プロみたいな文章、書けなくていいんです
- 【Vol.378】メルマガ屋が伝えるメルマガを書くときのポイント
- 【Vol.377】 本物の情報の在り処
- 【Vol.376】もしfacebookが有料になったら?
- 【Vol.375】メルマガ発行に関わっている方へ
- 【Vol.374】まぐまぐ、メルマガ配信遅延の問題点
- 【Vol.372】 絞り込まないマーケティング
- 【Vol.371】 メルマガ屋がなぜメルマガを勧めるのか
- 【Vol.370】 消費購買力はあがらない。どうしますか
- 【Vol.369】 スコットランドの独立、果たしてその結果は?
- 【Vol.368】 フォローしないと忘れられる
- 【Vol.367】高頻度で情報発信するひとつの理由
- 【Vol.366】お客様が困っている。その時あなたはどうしますか?
- 【Vol.365】 言論の自由と言論の責任
- 【Vol.364】なぜお客様の声をメルマガに載せるのか?
- 【Vol.363】 【実録】ネタはあるのに文章が書けない…
- 【Vol.362】顧客の購買心理の7段階と次の2段階
- 【Vol.361】メルマガやブログが読まれない根本の理由
- 【Vol.360】「ロングテール」の認識を確認します
- 【Vol.359】営業活動と営業的な活動
- 【Vol.358】「カスタマー・リレーションシップ・マネジメント」はどうなの?
- 【Vol.357】小さなマーケッティングのすすめ
- 【Vol.356】八代亜紀さんに教えられた顧客満足
- 【Vol.355】「脳内検索」の順位を上げるために
- 【Vol.354】Xmasの準備始めましたか。「売り上げ爆発の日」を作る
- 【Vol.353】ザイオンス効果と脳内検索の関係
- 【Vol.352】吉田証言と湾岸署
- 【Vol.351】9月。創業の悩みを相談する相手はいますか?