【Vol.359】営業活動と営業的な活動
今日の関心ごとは何といってもテニスの全米オープン!
錦織選手の頑張りも力尽きたか、0−3での準優勝でした。
でも、今回のこの決勝進出は偉業であると同時に
日本国内にも勇気をもらえたのではないでしょうか。
そして「マインドセット」の必要性が伝わった
出来事だったように感じています。
さて、あなたは営業されることは好きでしょうか、それとも嫌いでしょうか。
私は現場でのフィールドサービスを10年、営業を18年、
都合28年間、なんだかんだでお客様と直接接触してきました。
フィールドサービスは営業が受注した後にメンテナンス部隊として
お客様とのやりとりをしましたが、クレームの時の対応がやはり一番大変でした。
でも、その後営業として活動している中でクレームがあると
メンテナンス部隊のクレーム対応の比じゃない位
きりきり胃が痛むようなことを何度も経験しました。
こういったところで
「営業って大変だな」
「やっぱり俺には営業は向いてないや・・・」
なんて思われているのかもしれませんね。
「ノルマだってあるし、受注しなければ給料も上がらないしボーナスも出ない。」
こういった生活に直結するようなデメリットを見つけやすいのも
実は営だったりします。
一方、接客する業務を考えたとき、はたしてそれは営業ではないのか?
という疑問が湧いてきます。
目の前にお客様がいて、そのお客様に服を薦めたり
アクセサリーを紹介したり、●●のようなサービスがあると
説明したり、こうした行いはすべてが「営業活動」と
呼べないのでしょうか。
ひょっとしたら「営業」と「接客」を別物と考えているとしたら
ちょっとだけその考えを変えてみると、両方の活動とも
面白くなると思うのですが・・・
これは先日のコンサルでもお話ししたのですが、
「営業」と思って活動すると、どうしても
「売らなければ!」とか
「契約してもらわなければ!」とか
「集客しなければ!」など
自分都合で物事を考えてしまいがちです。
そこを「提案」という活動に置き換えるとどうでしょう。
目の前にいる相手に対してメリットのあることを
紹介し情報提供し「もし気になるならご用意しますよ」
という提案をしていると考えると接し方が変わらないでしょうか。
店頭での接客も営業しているつもりだと売り込みに
なりがちですが、営業的な接客として「お客様の
ご要望は■■だから▲▲がいいですよ」と、プロとして
提案・アドバイスされると、お客様の気持ちも動きやすく
なるのではないでしょうか。
「営業活動」と考えるより「営業的な活動」と考えて
お客様に提案していると思うことで、案外関係品質も
上がっていくのではないでしょうか。
★☆ 読まなくてもいいひとり言 ☆★
人の行動している姿を見て
「すごい行動力だな、すごいな、すごいな、すごいな・・・」
といって感心ばかりしているケースと、
「すごい行動力だな、よし早速、俺はこれをやる!」
といって即行動に移すケースと。
この2者ならやっぱり後者だよね。
今やれることは今やって、その結果時間が空くんだったら、
思いっきり自由に使えばいいじゃんか!
そのためには、マインドセットがとても大事。
準優勝だったけど、彼の言動にそれを見た。
そんな思い込みなら思い込んじゃえ!
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