ビジネスメールの実態(2014年)
現在のビジネスメールの実態について調査したデータがあります。
「2013年ビジネスメール実態調査」
(出典:株式会社アイ・コミュニケーション)
まず次の結果をご覧ください。
[1]仕事で受け取った不快なメール
文章が失礼 → 52.20%
文章が曖昧 → 36.53%
言葉遣い → 23.83%
文章が冷たい → 20.34%
文章が長い → 18.65%
ビジネスマナーがなってない → 18.01%
ほかにも、名前の間違いや敬語の間違いなど不快なメールを受け取った経験はたくさんあるようです。
[2]文章を書くときに不安がある
文章の書き方がわからない → 58.14%
敬語の使い方がわからない → 39.75%
何が正しいメールなのかわからない→ 30.02%
挨拶の仕方が分からない → 25.05%
誰からもビジネスメールを学んだことがない → 23.57%
件名やタイトルの付け方がわからない→ 19.34%
ほかにも、cc、bccの使い方が分からないなど多くの不安を書かていることがよくわかります。
[3]メールの失敗
添付ファイルのつけ忘れ → 72.66%
誤字や脱字 → 35.68%
宛先(メールアドレス)間違い → 25.26%
メールの返信が遅い → 23.31%
メールの返信を忘れた → 18.62%
このような中で一番の関心はこちらの回答でした。
[4]仕事上の主なコミュニケーション手段の第一位
メールを送る → 98.76%
電話をする → 92.87%
実際に会う → 89.73%
FAXで送る → 25.90%
facebook → 20.01% と続いています。
[5]メールが届いたらどうするか?
メールが届いたらその都度開く → 33.75%
1日に10回以上開く → 23.09%
1日に4〜9回 → 23.09%
1日に2〜3回 → 16.15%
1日に1回でも開く → 2.55%
こうした結果を総合すると、なんと!
【1日に1回以上開くのは98.63%】
という驚きの数字になっています。
これはビジネスメールの実態調査ということで、アンケートに答えたほぼ全員が、何らかの手段としてメールというツールを利用していることになりますね。
これだけでも、メールが情報を届ける手段としていかに便利で効果的なツールであるか、そして、いかに定着しているかについて理解していただけるのではないでしょうか。
全体として見ると、メールを受け取る側の印象と、実際にメールを書く側との間で押さえておくべき項目が、こうした調査結果からはっきりと読み取れますので、次に何しないといけないかということはそれほど難しく考えなくてもよさそうです。
あなたも、ご自身のメールの書き方や届いたメールについて、先程のような調査結果をご覧になり「あるある」なんて思い当たるフシもあるのではないでしょうか。
結局「誰からもビジネスメールを学んだことがない」という不安で象徴されるように、知っていれば解決できる内容ですので、どうやっているかさえわかればよさそうですね。
こうした不安の解消は当社にご相談ください。