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ワントゥワンマーケティング。ってめんどくさい?

ワントゥワンマーケティングと聞くと
何やらめんどくさいというイメージが
ありそうですが、あなたはどう感じますか?

 

企業がマーケティングを行っていくときに、
お客様一人ひとりの趣向や属性などを把握して
個別にマーケティングを行っていく・・・

と、ネットでググると出てきます。

 

そのためには顧客管理システムが必要とか
何か特別チームを作って机上で何かを
考えないと実現できない・・・

そう考えても不思議ではありません。

でも個人事業主や小さい会社では
そんなシステムも人を集めることも
余裕なんてないのでできない話だ!

と考えてしまいそうですね。

 

その気持よく分かります。

 

確かにシステム化しようとすると
大きなデータベースとか、大掛かりな
マーケティングなどを仕掛けようとすると
そういうところに目がいってしまいます。

 

でも、そうした余裕もないし、
まして経費も出すことが難しい。

ということで、もし
ワントゥワンマーケティングを
諦めてしまうのであれば、

とりあえずできるところから
始めてみてはいかがでしょう。

 

例えば飲食店なら、お客様の要望を聞いて
マイカップをキープして置いてもらい
毎回来店時にビールまたは何か1品を
サービスする(マイカップのキープ料は
必要に応じて取ればいい)

 

例えばレストランなら、予約して下さる
お客様の予約目的を聞いておいて
その目的に会ったテーブルセッティングや
サプライズの演出なんかをスタッフで
考えてプレゼントする。

 

例えばバックや靴の販売店なら、
それまで使っていた物を下取りとして
受け取り、その下取りにはそのお店で
使う期限付きの金券を渡す。
(下取りするので少しだけ個人情報も
 手に入れることもできる)

 

こうしたことは、特別なシステムを
使わなくても店長やスタッフ、経営者の
アイデアや工夫次第でいくらでもできてしまいます。

そしてこうしたひとりひとりに対する
サービスがワントゥワンマーケティングに
なっているのだと、気付いても
いいのではないでしょうか。

 

「ワントゥワンマーケティング」

言葉は少し古いかなって思いますが、
ところがどっこい、お客様の感情と
お店の方とのコミュニケーションは
こんなことでもしっかりと築けますよね^^

あなたがお持ちの商品で
こうしたことができないか、
イメージしてみてはいかがでしょうか。

 

言語化コンサルタント

松元茂樹